施工管理技士のお仕事探求マガジン » 施工管理技士としての働き方に関するQ&A~キャリアアドバイザーがお答えします~ » Q.未経験でも施工管理技士になれる?

Q.未経験でも施工管理技士になれる?

業界未経験でも施工管理技士にはなれるのでしょうか?施工管理技士になりたい業界の未経験者が気になる疑問を、元現場監督を務め、現在は施工管理技士を育成する研修の講師(共同エンジニアリング在籍)を務める重鎮に尋ねてみました。またキャリアサポート課スタッフからのアドバイスも掲載しています。

元施工管理技士
元施工管理技士・現研修講師プロフィール
共同エンジニアリングにて設計と施工の業務を約15年間行う。施工は主に国外を担当。リビア・台湾・フィリピン・インドネシアなどの海外を拠点に施工管理業務に従事。2017年より共同エンジニアリングの研修講師に。施工管理技士として務めた30年以上の経験を活かし、次代を担うプラントの施工管理技士の育成に尽力している。1級土木施工管理技士の資格保有者。

A.知識・スキルがゼロの未経験でも施工管理で活躍している人は多いです

元施工管理技士のインタビュー写真

A.知識・スキル0から活躍している人は多い

派遣会社はいま未経験者の採用に力を入れていて、実際に知識・スキルがゼロの状態から施工管理技士として活躍している人は多くいます。もちろん、未経験だから最初は大変だと思いますし、苦労もいっぱいあると思いますけどね。

Q.未経験でも必要なスキルは?

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A.エクセルやワードのスキルは持っていてほしい

業界の知識やスキルを持って入ってくる人は、ほとんどいません。みんな基本的に未経験ですし、「専門知識は入ってからゆっくりつけていってもらえれば良い」と、私も研修で教えていますよ。
持っておいてほしいスキルを強いて挙げれば、エクセルやワードのスキルですかね。施工管理技士は計算したり、レポートを書くので、それがとても重要になってくるんです。

Q.未派遣会社のサポート充実度は?

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A.残業の管理がしっかりしている

研修や現場訪問といったフォロー体制が充実しているのが、派遣会社の良いところ。あとは、派遣法との兼ね合いもあって、残業の管理もしっかりしています。
ゼネコンの下請けや孫請けあたりになると、そのあたりがシビアな状況になっているとは聞きますね。派遣会社の場合は、その人の残業を確認し、多い場合は派遣先に連絡がいくようになっています。

Q.他にメリットを挙げるとすれば?

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A.ひとつの現場にとらわれない魅力

派遣会社の優位性という面でいえば、ひとつの現場にとらわれないことが魅力ですね。正社員としてゼネコンやハウスメーカーに入ると、仕事の領域がある程度限られてしまいます。とくに中小企業だと。
その点、派遣会社はいろいろな業界の知識が入り、それを深めていけるチャンスに溢れています

Q.施工管理技士の資格取得までの期間は?

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A.2級は5年、1級は10年

一般的には2級の資格が5年、1級が10年というスパンでとっています。私は1級の土木施工管理技士の資格を持っていますが、働きながら取る大変さは感じませんでしたね

Q.30代からでも施工管理技士として活躍可能?

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A.30代でも優位性はある

もちろん、早いに越したことはありません。30代といっても、35歳以上と以下では状況が変わってきます。繰り返しになりますが、1級施工管理技士の資格は、とれるまで大体10年。それを踏まえると、35歳で入社したらとれるのが45歳。ほかの会社だったら、所長とかになっている年齢ですよね。
とは言っても、30代だとパソコンが使えたり、ビジネスマナーやコミュニケーションスキルがしっかりしている人が多いので、その点では20代よりも優位性があります。あとは、本人のやる気次第ですね。

Q.きついと感じた部分は?

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A.体力的にはきつかったけど…

やっぱり、体力的にはきついですね。でも、私の場合は中学生の頃から建設をやりたいと思って覚悟していたから、そこまで苦ではありませんでした。
イメージと違ったのは上司ですね。現場を束ねる人は豪快な人が多いのかな?と思っていたのですが、「お客がこんなことを言うけど無理だよなぁ」とか愚痴をこぼす姿を見て、意外と女々しい人もいるんだなって思いましたね(笑)

「未経験」スタートについて
キャリアサポート課から補足します!

キャリアサポート課スタッフ

ここでは、施工管理に関する疑問について、共同エンジニアリング株式会社のキャリアサポート課スタッフからもお答えします。

弊社では未経験から施工管理技士を目指せる環境を整えています!

共同エンジニアリングで行っている『未経験プロジェクト』の名前の通り、未経験の方でも施工管理技士を目指せます。弊社にいるスタッフの前職は、飲食業・サービス業・営業職・メディア関係などさまざまですが、皆さん施工管理技士の資格取得に向けて頑張っています。

共同エンジニアリングの未経験プロジェクトとは?

共同エンジニアリングでは未経験からでも建設業界で活躍できるよう未経験者向け育成プログラムを用意しています。建設エンジニア・CADオペレーター・プラントエンジニアの3種類から選べ、建設や施工の知識・技術をはじめ、ビジネスマナー、現場研修など基礎から実践的なことまで学べるカリキュラムが充実。とくにCADオペレーターは体力ではなく正確さやきめ細やかな対応が求められるため、「建設業界=男性向け」というイメージを一新した女性の新たな活躍の場としても最適です。

施工管理技士になるために求められるスキルとは

コミュニケーション能力

施工管理技士の仕事において、コミュニケーション能力は何よりも求められるスキルです。現場では社内外の職人や協力業者と連携・調整を図る必要があり、安全や品質を管理するためには自分よりベテランの職人が相手でも意見をしっかり伝えなければいけません。円滑なコミュニケーションが工事の進行や品質を左右するため、年代や立場が違う相手とも信頼関係を築けるコミュニケーション能力が施工管理技士には求められています。

マネジメントスキル

施工管理技士には工事全体の進捗を把握しながら、職人や協力業者に適切な指示を出すマネジメントスキルが求められます。ただし、チームが一体となって工事を進めなければいけない現場において、一方的な指示では相手との信頼関係を築けません。職人や協力業者の立場を考慮しながら指示の意図や方針を伝える姿勢も、施工管理技士に欠かせないマネジメントスキルの1つです。これまでの仕事や学生時代においてリーダー的な役割を務めた経験があるなら、施工管理技士として活躍できる可能性を秘めた資質が備わっています。

柔軟さ・臨機応変さ

工事を進めていくにあたり、スケジュール調整やトラブル対応を求められる場面も出てきます。状況に合わせて対応できる柔軟さや臨機応変さも、施工管理技士に求められる大切なスキルです。ただし、最初から身につけられるスキルではなく、現場である程度の場数を踏む必要があります。しかし、細やかな報連相をはじめ、トラブルが大きくなる前に対処するフットワークの軽さがその後の柔軟さや臨機応変さにつながるため、意識して身につけておきましょう。

男性施工管理技士

一人ひとりの「キャリア形成」を一緒に考えます

とくに未経験で施工管理のお仕事を始める方は毎日が初めてのことだらけで不安を抱くことも多いかと思います。そこで共同エンジニアリングの採用面接は、1.5~3時間。一般的な派遣会社の面接時間である1~1.5時間程度と比べると、たっぷり時間をかけて行うことをご理解いただけるのではないでしょうか。一人ひとりの悩みや理想に耳を傾け、また入社後にギャップを感じないよう施工管理の仕事について良いところも悪いところも全部説明し、皆さんのキャリア形成を一緒に考えます。入社後もカウンセリング面談や社内研修を通してサポートをし続けます。