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主任技術者

主任技術者とは、建設工事を行うすべての現場に配置することを建設業法で定められており(※)、施工の技術上の管理を司る人のこと。建設業に関する一定の経験と資格が求められます。では、主任技術者はいったいどんな仕事をしているのでしょうか?以下ご紹介します。
※下請契約の請負代金が建築一式工事の場合で6,000万円以上、それ以外の場合で4,000万円以上の際は、主任技術者ではなく、監理技術者の配置が必要となります。

主任技術者の仕事内容

ビルやマンション、商業施設などの設備の運転監視・維持管理を行う仕事など、裁量の大きな仕事内容を担当できます。主な仕事内容は、建設工事を正確に行うために、施工計画や工程管理など、技術的な指導監督業務です。責任や裁量が大きい分、建物の完成には何にも代えがたい達成感を味わえる、やりがいの大きな仕事です。

主任技術者の給料・年収事情

一例として電気主任技術者を見てみると、その年収は500万円前後。企業や工事する建物の規模、また個人のスキルによってその額は異なります。人材不足が叫ばれる建設業界においては、今後も主任技術者の需要は高まり続けることが想定されるため、給料アップも期待できます。

主任技術者の将来性

リーマンショック以降低迷していた建設業界ですが、2020年の東京オリンピック決定後から公共事業の活性化をはじめ、状況は次第に好転しつつあります。一方、IT企業をはじめとする新たな産業の勢いが伸びているなか、建設業界に対するイメージは、大変・危険といったネガティブなものに…。ここで起こる問題が、人材不足。とりわけ一定の資格や経験などの要件を求められ、なおかつ建設現場に必ず配置されなければならない主任技術者は、多くの企業から求められる存在です。つまり、主任技術者として働ける人材になることは、多くの現場で有利な条件で働けることとイコール関係になると言っても過言ではないのです。

主任技術者になるには?必要な資格

建設業の種類によって異なりますが、対象工事となる各施工管理技士などの資格が必要となります。施工管理技士は1級・2級に分かれますが、ざっくり、2級が主任技術者、1級が監理技術者につきます。また主任技術者は請負人となる企業と直接的かつ恒常的な雇用関係(つまり正社員)であることが求められるため、派遣社員や出向社員などは就くことができません。