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現場代理人

現場代理人とは、建設工事の請負契約において受注者(請負人)の任務を代理で行う権限が付与された人のこと。「現場監督」と言えばイメージしやすいのではないでしょうか。主任技術者や監理技術者と混同されることも多いのですが、この二つはあくまで技術上の管理を行う立場であり、請負人の任務を代行するものではありません。では、現場代理人はいったいどんな仕事をしているのでしょうか?以下ご紹介します。

現場代理人の仕事内容

発注者との打ち合わせや下請業者との工事打ち合わせから、建設現場での作業指示や工程管理・原価管理まで、さまざまな業務を任されます。業務内容はもちろん、それ以上に現場の作業者が気持ち良く、安全に働ける環境を整えるのも現場代理人の仕事。建設工事に関わる作業者たちとチーム一丸となり、建物を完成へと導く中心に立つことになります。完成した時の喜びや達成感は計り知れないほどのものです。

現場代理人の給料・年収事情

給与平均は600~700万円。会社の規模や本人の経験・実力によっても金額は大きく異なります。業界事情を言うと、2020年の東京オリンピック終了後にベテランの現場監督が続々と引退されるとの想定があり、そこで一気に需要が高まることが予見されます。そうした意味で今後の給料向上は期待できると言えます。

現場代理人の将来性

現場代理人の仕事は、この世から建物がなくならない限りなくなることはありえません。公共事業の増減によって多少の浮き沈みはあるかもしれませんが、東京オリンピック開催に向けてしばらくは安泰と言えます。また昨今の建設業界は、IT企業の増加をはじめとする新たな産業の影響で人材不足が課題となっていることもあり、現場代理人を務められる人材は多くの企業から求められています。とくに主任技術者や監理技術者と兼任されることが多いため、施工管理技士が現場代理人になるケースが多いのが現状。つまり、施工管理技士の資格取得が、これからの建設業界で有利なポジションを得るための重要なステップであることがわかります。

現場代理人になるには?必要な資格

現場代理人は国家資格をはじめとする特別な資格は必要としません。ただし、請負人となる企業に恒常的かつ直接的に雇用関係がある正社員でなければなりません。またあくまでも代理人であるため、請負人となる企業の代表権を持つ人間は基本的に選任されません。